東海道五十三次膝ガクガク(寄り道御免、他の街道も歩きます)

2005年12月から旧東海道を歩き始め、2016年7月、大阪(坂)高麗橋まで到達しました。2017年5月、京都三条大橋から東京(江戸)日本橋に向け旧中山道を歩いております。

20230824~0826_中山道六十九次

膝ガクガク(大井~妻籠)(その3)

(その2からの続き)

第3日目(8/26)

朝、6:00起床、荷物の整理をして

7:30から朝食。

朝食はこんな感じ。

0301_写真1

急いで食べて8:10宿屋を出発。

観光客がいない馬籠宿を進み

0302_写真2

展望台を過ぎる

0303_写真3

と、「熊出没注意」の看板が出現。

0304_写真4

次回からは「熊よけ鈴」を装備して

歩かなければ…。

そうこうしているうちに、何だかお腹の

調子が悪化してきた。

どうやら急いで朝食を食べて直ぐに宿を

飛び出したのが祟ったようだ。

ちょうど「樹梨」さんというお茶屋さん

(?)があったので、トイレをお借りした。

(8:48)

いやはや、助かった。

お礼がわりにアイスコーヒーを注文して

一休み。

店内ではちょうど栗の皮取りの作業を

していて、栗おこわに入れるのとのこと。

実に美味しそうな栗おこわができそうで、

機会があったら食べに行きたいところだ。

9:14、お店を出発。

なんやかんやで30分ぐらい休憩。

遅れを取り戻したいところだが、日差し

が強く坂道なので想定タイムよりも遅れ

てしまう状況。

やはり2日目は疲労が加わるので所要

時間はプラス10分見ないといけない

ようだ。

スローペースで9:36馬籠峠(標高:790m)

に到着。

0305_写真5

峠の茶屋はあいにく店じまいをしていた。

0306_写真6

ここからは下り坂がメインとなる。

少し歩くと「一石栃茶屋」に着く(9:50)。

0307_写真7

0308_写真8

最近、日本の旧街道歩きが欧米の人たち

に人気のようでそういった外国人ハイカー

の立ち寄りスポットになっている。

茶屋から15分ほどで車道に出る。

少し歩くと「男滝・女滝」入口の案内板

がある。(10:13)

0309_写真9

旧中山道の迂回路にもなっているので

案内板に従って山道に入る。

男垂川の谷底に下りると左手に「男滝」

0310_写真10

左に進んで右側に「女滝」がある。

0311_写真11

明らかに女滝の方が水量が多かったが

上流で雨でも降ったのだろうか。

滝を過ぎてからは山道を歩き、急坂を

下って大妻籠の集落に出る。(10:38)

「忠犬」の看板がありパチリ。

0312_写真12

害獣を追い払うための訓練を受けて

放し飼いされているのだそうだ。

妻籠宿まであと2.3kmとのことで

歩行ペースを上げる。

妻籠宿観光用の駐車場を右に見て水力

発電所

0313_写真13

を過ぎると妻籠宿の京方見付に到着。

ほどなく妻籠宿の真ん中あたりにある

妻籠郵便局に11:12着。

並びの観光案内所で南木曽駅までの

バスの時刻表が表示されており

0314_写真14

妻籠バス停11:44発南木曽駅行きに

乗ることにした。

観光案内所近くの「鈴屋」でりんご

ソフトクリーム

0315_写真15

(これまた少し食べてしまってから

撮影)

を食べて休憩。

妻籠宿の町並みから離れてバス停へ

向かう。

バス停には11:30着。

南木曽駅には11:53着。

0316_写真16

中津川方面の電車が出発するまでの間、

駅前のよろず屋(?)でゲットしたアイス

0317_写真17

を駅の待合室で食べて時間を過ごす。

12:35、中津川行のワンマン電車に

乗って中津川へ。

中津川で駅そばを賞味。

0318_写真18

暑かったので冷たいかき揚げそば

(550円)をオーダーした。

中津川から名古屋行の電車に乗り

(13:15発)、恵那で下車(13:25着)。

恵那駅周辺で日帰り温泉へ入ろうと

思い立ち、恵那峡温泉を通る路線

バスへ乗り、13:55、恵那峡グランド

ホテルへ到着した。

0319_写真19

16:20頃、恵那駅前に戻り駅前の観光

案内所&物産館でお土産をゲット。

ちょうど雨が降っていたので、恵那

駅前からタクシーで恵那ICバス停へ

向かい17:17着。

0320_写真20

バスは17:59発。

バスタ新宿には22:48着。

新宿23:01発中央線東京行きの電車に

乗る。

実はこの電車が自宅最寄り駅まで行く

終電となる。

御茶ノ水、錦糸町、千葉と乗り換えて

蘇我には24:06到着となりました。

お疲れ様でした〜。

(所要額、歩行経路については、追って

記載します。)

20230824~0826_中山道六十九次

膝ガクガク(大井~妻籠)(その2)

(その1からの続き)

中津川宿の江戸方の高札場付近から上り坂

となる。

0201_写真1

階段と歩道橋を昇りそこから中津川の街

並みをポチッと撮影した。

0202_写真2

歩道橋で県道を渡り中津高校の脇を通って

しばらく進んだところでようやく平らな

道となる。

ほどなく、国道19号(R19)中津川バイ

パスを地下道でくぐり抜け(10:49)

0203_写真3

子野川ほか小さな河川を渡るために上り

下りを繰り返す。

途中R19をくぐったり上を越えたりして

11:59、落合宿の本陣跡前に到着した。

0204_写真4

落合宿は観光に力を入れているわけでは

ないものの、普段の街並みの中に宿場町の

面影が溶け込んでおり、これはこれでいい

味を出している。

さて、落合宿のはずれで県道を渡り右に

高札場を見つつ歩を進めると、左側には

落合川が近づいてくる。

0205_写真5

落合橋で落合川を渡り(12:12)十曲峠の

上りにさしかかる。

振り返って落合宿方面をポチッと撮影。

0206_写真6

しかし、暑い、坂はキツイで、「馬籠宿

に着いたら「かき氷」が待っているぞ!」

と自分に言い聞かせて黙々と登っていく。

ひとしきり坂を登り道が平らになった

ところで山中薬師(医王寺)の前を通過。

(12:29)

0207_写真7

医王寺の少し先から「落合の石畳」が

始まる。(12:33)

0208_写真8

0209_写真9

油断すると滑ってしまう石畳の道は

20分ほど続き、舗装の道に変わって

10分程度で新茶屋の集落に到着した。

(13:00)

0210_写真10

馬籠宿まであと3kmぐらいとなり荒町

の集落を過ぎると向こうの丘の中腹辺り

に馬籠宿の町並みが見えてきた。(13:33)

0211_写真11

ほどなく、馬籠宿の入口であるバス停と

お土産屋さんのある一角へ出る。(13:43)

0212_写真12

ここから一気に観光客密度が高まり、

馬籠宿の町並みが本格的に始まる。

0213_写真13

途中、「坂の家」でお待ちかねのかき氷

(宇治金時ミルク、撮影前に少し食べて

しまいました~。)

0214_写真14

を食べてクールダウン。

14:20頃、今宵のお宿「但馬屋」に到着。

0215_写真15

15:00からチェックイン開始とのこと

なので、荷物を預けて宿場町の上端

(江戸方)にある展望台まで往復する。

展望台から恵那山方面を撮影。

0216_写真16

15:10、但馬屋にチェックイン。

今日はほぼ満室とのことで、早めに

お風呂をいただく。(15:30〜15:45)

夕食は18時から。

夕食までは部屋でお昼寝、17:30ぐらい

に夕暮れ時の馬籠宿を散歩する。

0217_写真17

夕食はこんな感じ。

0218_写真18

0219_写真19

やはり運動した後のご飯は格別です。

そしてお米も噂通り美味しかったです。

明日もあるので21時には眠ってしまった。

(その3へ続く)

20230824~0826中山道六十九次

膝ガクガク (大井〜妻籠)(その1)

コロナ禍により中断していた歩き旅

ですが、5年ぶりの出踏となりました。

では、行ってみましょう。

第1、2日目(8/24、8/25)

バスタ新宿から夜行バス (23:45発)に

乗り恵那インターをめざします。

0101_写真1

夜行バスは名鉄バス2×2の4列シート

だが、非常に座り心地の良いシート。

双葉、恵那峡SAでの休憩を挟みつつ

05:11恵那IC着。

0102_写真2

バス停最寄(徒歩5分)のファミマ恵那

IC店

0103_写真3

で食べ物と飲み物をゲットして出発

(5:23)。

前回の終了地点である恵那駅前(中央

通1)を5:47通過。

0104_写真4

阿木川に架かる大井橋

0105_写真5

を渡る。

そこから中山道は左折右折を繰り返し

宿の江戸方のはずれで明智鉄道の下を

くぐり

0106_写真6

坂を上る。

ここで振り返って大井宿(恵那市街)の

街並みを撮影。

0107_写真7

切り通しとなっている中央高速の上を

通り

0108_写真8

坂道を上り続け、丘を越えたところに

にあるのが甚平坂公園(6:28着)。

0109_写真9

0110_写真10

公園からはこれから分け入る木曽の

山並みの展望がひらけ、遠くに木曽

御嶽山を望むことができた。

0111_写真11

自然と「木曽のなぁ〜中のりさん、

木曽の御岳山はなんじゃらほい♪」

のメロディーが脳内再生された。

公園を6:36発。

6:55、中津川市に入る。

市街地に入るまでの間、このような

案内板

0112_写真12

が道中を案内してくれる。

案内板によると、進行方向左側の丘陵

地に中央リニアの車両基地が建設され

るとのこと。

ここからは、なだらかではあるが丘を

越え、小河川を渡り、また丘を越える

を繰り返す。

途中、中津川インターの脇を通る時に

運良く特急しなの号が通過した(8:25)。

0113_写真13

インター付近の牛丼チェーン店で朝食

にする予定だったが、中津川郵便局の

近くにミートソースパスタが美味い

お店(「喫茶たなか」)があるとのこと

なのでそこまで我慢する。

小手の木坂を下りると中津川市街地に

入る。

中津川、四つ目川を渡り遂に「喫茶

たなか」のお店の前へ(9:30)。

しかし、そこには「本日はテイクアウト

のみの営業です」との貼り紙が‥

残念ながら振られてしまったようです。

朝食難民となってしまったわけですが

駅の近くならと思い駅前方向へ。

駅前に「純喫茶 大容堂」を発見し入店

(9:38)した。(店内から店舗入口を撮影)

0114_写真14

これから長距離を歩くのでボリュームの

あるものをと思いハムトーストとアイス

コーヒーを注文。

0115_写真15

ペロリと平らげ、本日の歩き後半戦用に

駅構内のコンビニ

0116_写真16

で飲み物を補充。

10:25歩行を再開した。

今更だが「中津川の~「大容堂」、店名

の由来はなんじゃらほい♪」

どなたか知っている人がいたら教えて

くだされ。

(その2へ続く)

↑このページのトップヘ